企業のIT化や販路開拓を後押しする「IT導入補助金」や「小規模事業者持続化補助金」。制度が毎年少しずつ改定されるため、最新の情報をキャッチアップすることが重要です。今回は、今年度に注目すべき変更点と活用のポイントを解説します。
1. IT導入補助金のインボイス対応枠
インボイス制度に完全対応するための会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフトを導入する企業を支援する特別枠が引き続き注目です。PCやタブレット、レジなどのハードウェア購入費も一部補助されるため、業務効率化のチャンスです。
2. 小規模事業者持続化補助金での販路開拓
新しい顧客を獲得するためのウェブサイト制作やチラシ配布、店舗の改装など、幅広い経費が対象になります。特に「賃上げ」や「創業」に取り組む事業者は補助上限額が引き上げられる特例があり、これを活用しない手はありません。
3. 確実に採択されるためのポイント
補助金は申請すれば必ずもらえるものではありません。事業計画書において「なぜその投資が必要なのか」「どうやって売上や生産性を向上させるのか」を論理的で説得力のあるストーリーで伝える必要があります。また、加点項目(賃上げ表明など)をしっかり押さえることが採択率アップの鍵となります。